築120年の古民家が
明るく快適に
築120年を経て、家の傷みがかなり顕著だったUさまのお住まい。一時は、真剣に引越しも考えられていたそう。「昔ながらの土間があって、床の段差もバラバラ。戸もがたがた。トイレやお風呂が外にあり、冬は本当に寒かった」とUさま。
近頃ではあまり見られない、古民家ならではのりっぱな梁や柱。その一部を補強し、床の段差を揃えて居住空間を拡張しました。ガレージだった場所に、念願のサニタリー、浴室、トイレなどの水廻りを集約。また、通り庭(土間)で隔てられ孤立していたキッチンをリビング・ダイニングと一体にしたことで、家族の距離が近くなり、奥さまの心にもゆとりが生まれました。
以前は細かく区切られた間取りで、暗くて、収納も少なく、物があれていたお住まいが、明るくすっきりとした住空間に生まれ変わりました。「早く帰りたい家になりました」とおっしゃるご主人。「暖かく、掃除もしやすくなりました」と奥さまも喜ばれています。「前は台所でイライラしていたけど、今はニコニコしていますね」と語られるのは、近くにお住まいの娘さま。奥さまと娘さま、二人で並んでキッチンに立つことも増えたそうです。
Uさま邸間取り図
奈良県北葛城郡 U様
- ■家族構成/ご主人、奥さま
- ■リフォーム工期/約3ヶ月
- ■リフォーム部位/間取り変更、LDK、キッチン、サニタリー、浴室、
トイレ、サッシ
- ■工事費用概算/約1,740万円
- ■お住まいのタイプ/在来木造
- ■築120年
※地域・建物の仕様によっては、同じように対応できないケースや、
工事費用・工事期間が異なる場合がございます。