空と緑の風景が楽しめる
こだわりの開口

　「友人がリフォームした家を見て、すっかり気に入ってしまい、我が家も」と、リフォームのきっかけを話すＫさまご夫妻。ご両親が建てられた家にお住まいのKさまご家族は、部屋が細かく分かれていること、室内の大きな段差や採光の悪さ、冬の寒さなどに悩まれていました。特に奥さまは、ダイニング・キッチンがリビングと離れていたため、家事をする時に孤立感があったそう。そこで、二部屋をひとつながりにして採光・通風を確保したLDKと、風格ある玄関を備えたプランへのリフォームを検討されました。

　広々としたリビング・ダイニングには、こだわって選ばれた天然木のフローリングを採用。「風合いが変化していくのも楽しみ」とご主人。以前は、目にすることも少なかった中庭の緑が、今では暮らしの中の楽しみになったそうです。また、部屋の奥まで光が届くよう3か所に天窓を設け、断熱や構造補強なども行い、建物そのものの性能も向上させました。

　「寝室、キッチン、リビング・ダイニングと動線がスムーズだし、家族と近くなって嬉しい」と笑顔で話される奥さま。押入れ中心だった収納は、大容量のウォークインクローゼットも含め、適所に使いやすい造作収納を配置しました。以前の洋室だった場所までを玄関とホールし、ここにも収納スペースを確保。広々としたホールの格子壁は浴室への出入りを来客から目隠しする役割も担っています。

　「最近は息子がリビング・ダイニングにギターを持ち込んで弾いてくれたり、家族が一緒に過ごす時間が増えました」と、リフォームを機に、ご家族の絆がますます深まったようです。